歯みがきのポイント・歯みがき剤の選び方
歯にとって最強の味方「フッ素」を上手に使いましょう!
近年、虫歯予防で最も注目されているのが、フッ化物を上手に使った歯みがきです。
つまりフッ化物を含んでいる歯みがき剤を効果的に使用して、歯の表面に上手にフッ素を残すことが歯を丈夫に保つ秘訣です。
適正なフッ素量はお子さま・成人・お年寄りとの年齢により違いがあり、当院では患者さまやご家族に適した歯みがき剤の選び方のアドバイスをさせていただきます。
フッ化物による虫歯予防の効果
再石灰化を促進
歯から溶け出してしまったカルシウム、リンの再沈着を促します。
歯質を強化
歯の質を強くし、酸に溶けにくくします。
細菌の酸産生を抑制
歯ブラシでは落としきれずに残った歯垢の中にある虫歯原因菌の働きを弱めて、酸がつくられることを抑えます。
フッ化物配合歯みがき剤の効果的な使用方法
歯みがきを終えた後もフッ素は口の中に残り、歯や歯茎の粘膜などに保持されます。
その後、唾液の中に少しずつ遊離し、効果を発揮します。その効果をより高めるためには、歯みがき剤の使用量、歯みがき時間、洗口回数を適正にすることが大切です。